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作り手、歌い手、奏で手、描き手。たくさんの手をもつ田村歩美のソロプロジェクト。伸びやかな歌声と変幻自在なメロディに乗せ紡がれた言葉が踊る、キュートで小柄で自然体な彼女の遊び心満点のポップワールド!

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完成度の高い楽曲をぎゅぎゅっと濃縮還元した、たむらぱんのメジャー・デビュー・アルバムが完成!ベストと名のつくタイトルにふさわしい鮮やかポップの奥に込められた徹底的なポジティブ・メッセージ、虹の五線譜を軽やかに弾む独創的メロディメイク、そして曲ごとに様々な表情をみせる伸びやかな歌声が織りなす、純度の高い全13曲収録。ジャケットデザインなど細部までこだわり抜いたたむらワールドへの片道切符をどうぞ!

ブタベスト楽曲紹介


初回盤:COCP-60002

通常盤:COCP-60003
title
ブタベスト
release
2008/04/23

Myspace上で話題となり、2007年10月から2008年3月にかけて毎月配信されたデジタルシングルの中から7曲を収録した今作は、たむらぱんが全曲作詞・作曲・セルフプロデュースもこなした、デビュー盤にしてベスト盤という異名をもつ1枚。しなやかに伸び・弾むその歌声とPOPなピアノからポロリポロリこぼれ落ちる音の雫。斬新な遊び心のカタマリが生み出すハイクオリティなJ-POPサウンド。インディーズ時代の名曲「アミリオン」や「回転木馬」といった聴く者の心を透き通るバラードから、リード曲「ぶっ飛ばすぞ」やライブで盛り上がる「へぶん」「ハリウッド」などの異色ポップチューンまで、虹のような無限の可能性をもった色とりどりの五線譜が、あなたのJ-POPイメージを一新させること間違いナシ。ポップソングの王道でありがならもビックリ箱のような楽曲センスを余すところなく発揮させたたむらぱん。ユーモアをもって、日々の困難さえも根底から歌いくるめてしまおうとする圧倒的なポジティブさを詰め込んだ全13曲がBRAND NEW J-POPを切り拓きます!
また、ジャケット・アートワークもたむらぱん本人の手によるもの。細部までこだわり抜かれたたむらワールドの新たな1ページ、あなたがめくるのを待っています!

1. 責めないデイ 試聴(Windows Media Player)試聴(Real Player)
2. ぶっ飛ばすぞ 試聴(Windows Media Player)試聴(Real Player)
3. へぶん 試聴(Windows Media Player)試聴(Real Player)
4. アミリオン 試聴(Windows Media Player)試聴(Real Player)
5. どんだけ待つのよ
6. ノバディノウズ
7. フロウハロウ
8. ハリウッド 試聴(Windows Media Player)試聴(Real Player)
9. キースとモモ
10. ヘイヨーメイヨー 試聴(Windows Media Player)試聴(Real Player)
11. お前ぶただな~送らぬ手紙~ 試聴(Windows Media Player)試聴(Real Player)
12. 散り際の味
13. 回転木馬 試聴(Windows Media Player)試聴(Real Player)

本人楽曲解説

たむらぱん本人によるデビューアルバム『ブタベスト』全曲解説を大公開してしまいます!あなたとたむらぱんの距離がさらに近くなる解説はたむらぱんらしい愛らしい言葉使い、ふわふわとした空気感も必見。天才的クリエーター面と普通の女の子面を交互に出してくるあたりがニクイ感じに仕上がっております。

1. 責めないデイ 自分に起こる一大事は世界の終わりに比べたら些細な事だとは分かっているんですけども…そうもいかないのが人間 がんばれたむらー がんばれたむらー 幸せと不幸せは平等に存在する と美輪さんが言ってた 携帯待ち受けを美輪さんにすると良いことがある…(このあたりがアバウトなんだが) という情報をげっとし早速やってみた途端 ちゃりんこ持って行かれた 自分のせいだと言えばそうなのだがそれでも自分を責めないデイ★ なーんてな ちなみに責めないデイ→責めない日々 つまり”毎日を責めないで“である
2. ぶっ飛ばすぞ 元々は「ぶっ殺すぞ」という曲だった。ライヴでも数回「ぶっ殺っし~て~!!!」と満面の笑みで歌った。しかしながら音源にするにあたり「ぶっ飛ばすぞ」に変更 大人には色々事情があるらしい 自分も大人なのでその辺りには理解を示す
3. へぶん ほんとは平凡な事が天国なのだと思った。あたりさわりのない日々が トキメキの無くなったカップルのようでも それが!!その穏やかさが幸せなんだよ!!!と言いたい。焼肉はたまーに食べに行くからいいんだな~ そう考えるとうちの実家は飛騨高山(の外れ)なのですが めちゃ田舎で、平凡さや退屈さの極みなんやけど あれこそが幸せな天国なんや…(ちょっとホームシック) この曲のお気に入りポイントは“犬の肉声” 何度も鳴かせて最後は声を枯らしてまで鳴いて ごめんよ… イメージは子犬なのに 妙に貫禄のある声だが そんなの関係ない
4. アミリオン アミリオンは「a million」の意 人生に壁は付き物 「失敗は成功のもと」とはよく言ったものです。自分は失敗をバネにできず堕ちる所まで堕ちる傾向があるのでそんな自分に向けての曲だったのかもしれない。大丈夫、今回はたまたま良くなかっただけさーと。余談だが 以前、TVでKREVAさんが壁にぶち当たった時の解決策は?みたいな質問に「高い壁はよけろ」って言ってて…良い事言う…!って興奮した。大丈夫 大丈夫 明日はやってくるのさーーと言いつつ やっぱ百万回苦難があるのは嫌やよ。笑
5. どんだけ待つのよ 「ねぇ」で始まるこの曲は自分を選んでくれた人に感謝したくて恋愛になぞらえて作曲したのだった。いつか録音したいってずーっと思っていたから音源にできて、個人的にはかなり嬉しい。歌詞は、デモの時からほとんど変わらずで使用。(それだけまとまっていたってのもあるが)なんだか真っ直ぐな心が照れ臭くも可愛らしくもある。(と自分で言っちゃうなんて平和だなー)「あなたは悪趣味だけどー」と自分で歌ってしまってるが本心は、その人の趣味が悪くないことを願う。選ばれた自分としては…
6. ノバディノウズ 恋愛はちょっとずつな展開がいい バレリーナのようなぬき足さし足 どきどきしながら 近寄って…うひょー!!!! そうやって愛に会いに行くのがいい そうやって辿り着いた愛はまるで春のように暖かく… そう 愛は人生の春だー!!! でもこの曲の実態は不倫・浮気の歌である バレないように会いに行こう 誰にも知られないように…
7. フロウハロウ とにかく明るくて ちょっと跳ねて 「ハロー」とか歌詞つけたら売れるかなと思って にやり。(まぁ真実はどうかは別として)でも作りながら「ハロー」って良い言葉だなって思った 世界で通じるこの言葉で明日に向かって手を振れば明日がハローってやって来て明日にはまた違う素敵なことが起きるのだ 手を振ろう 東の方向へ 太陽は東から昇る 現実はバカボンではないのだ
8. ハリウッド やっぱ夢見る国といえばハリウッドでしょ!!!街にはセレブ コーヒーはスタバ(カップは持ち込み) りんごは生で丸かじりしながら ニューヨークタイムズを小脇に街をあるくのでしょう!!!ワンダフルー!!! そしてこの曲に無くてはならない所が手拍子 手拍子は楽しい!!=華やか!!=ハリウッド!! みたいな。で、たむらの行きたい国はフィンランド。
9. キースとモモ 「ビフォア・サンライズ」そしてその9年後を描いた「ビフォア・サンセット」という映画を見てできた曲 と言っても内容は特にリンクしていない。愛し合う=一緒にいる が成り立たない なんとももどかしい思いはせつなく感動的で…うう… 愛にシンプルは存在しないなー 愛の形は様々なんだなー キースとモモの続編も考えている
10. ヘイヨーメイヨー 「メイヨー」とは何も無いという意味(たぶん中国語) 幼少の頃 台湾に住んでいたことがあった。家族みんなでよく夜遊びしたなぁ… そういう時代だったんだな。深夜にローラースケートをして 深夜に屋台へ繰り出し 少年隊のカセットテープを買い(たぶん違法品)ベランダでアヒルを飼った そのアヒルは、帰国する時小学校の用務員さんに委ねた そして…一年後遊びに戻ったらアヒルはいなくなっていた。噂では食されたとかなんとか… 私たちがこんなに早く遊びに来るとは思わなかったのだろう。ヘイヨーメイヨー 何にも無いよ アヒルも居ないよ でもこの世界には確かなひかりがあるんだ!!!(イキなり?)ちなみにヘイヨー!!!はただのかけ声である hey!!yo!!
11. お前ぶただな~送らぬ手紙~ 私はぶたが好きです 綺麗好きなんです 頭良いんです 凶暴でもないし 食べても美味しい 一般的な印象はバカっぽいというか滑稽というか… ぶひーぶひーと鳴く激しさは やっぱ笑える見た目ですか 世の中そうですか… ちなみにうちのマネジャは「お前バカかよ!!!」の代わりに「お前ぶたかよ!!!」と ま、どっちも言われ慣れたんですけど
12. 散り際の味 人生散り際が大切 引き際とも言う 去り際とも言う 恋愛は相手の心の中にいかに美しい思い出として留まれるかが大事 ストリングスメインのこの曲 録音ではカルテットのバランスに手こずる 時間などの制限のある中 録音もどこでオッケー!!を出すか引き際が大事だった。
13. 回転木馬 一度はボツを出されたこの曲 しかしどうしてもボツにしたくなくて アレンジを変え タイミングを見計らって再び提出 突破を果たした。アレンジ大事やなー(もしかして再アレンジさせるマネジの作戦やったのか!?)タイミング大事やなー ひとつのものを色んな所から攻めてみると新しいものが生まれるのか じゃあ あたしもきっと…

ライブレポート

ライブレポートコーナーでは2/14バレンタインデーに渋谷O-WESTにて行われたワンマンライブ、「たむらぱんワンマンライブ 88%」をピックアップ。この日初めてブタの被り物を披露したとてもとても大切な日でした。満員御礼の大きな拍手が会場に響き渡る最高のライブでした!

たむらぱんワンマンライブ 88%

4月23日、デビューアルバム『ブタベスト』のリリースが決定した小さな歌姫・たむらぱんのワンマンライブが渋谷O-Westで行われました!それにしても“88%”という、なんとも気になるタイトルで行われたこのライブ。昨年10月のワンマンと同じ会場ながらもどこか漂う雰囲気が違うのは、この日を待ちに待ったファンはもちろん、デビュー直前らしく関係者の数も一段と増えせいでしょうか?(ちなみにこの夜もライブ中に本人による「前へつめてください」の業務連絡が流されました。それほどに大盛況というわけです。)

開演前、舞台に引かれた幕には「お前ブタだな」「回転木馬」などなど何曲ものPVが大きく映し出され、会場に一歩入った時から、無意識のうちに…でも確実にたむらワールドが抜き足・差し足・忍び足で近寄ってきます。その一方で場内には鼓動の音が鳴り響き、このライブがどんな意味合いを持つのかあれこれ連想させていました。客電が落ちると、オレンジと青のライトが点滅し、まるでサーカスの幕開けのように楽しくも妖しいという不思議な演出。エレクトリカルなSEがより一層期待を誘い、それがピークに達しようとしたその時、さえぎる様に打ち鳴らされた高音シンバルで夢から覚めたオーディエンスをさらにビックリさせる演出が…!…あれっ!?いつものたむらぱんよりデカイ??

ハイトーンのサビとポップなサウンドでスタートダッシュするようなオープニングナンバー「動悸」。 “こんばんはー!今日は楽しみに来たんでしょう?”と会場を見渡し、続く「シーン」もビートの波をゆらり泳ぐように歌い上げその姿は、なんとピンクのブタだったのだ!あんぐりと開かれたブタの口から顔を出し歌うたむらぱんの姿。ちょっとぎこちない動きとは正反対に、2曲とも伸びのある歌声が響き渡っていた。 ファンなら何度か目にしたことがあるでしょう。彼女が好んで描くイラストのモチーフ、それがブタ。そのブタさんがかなり忠実に再現され、鼻と首のあたりには“世間のしわ寄せ感”もバッチリ出たブタマスク(?)を被り、ボリュームのあるふわふわなピンクのワンピースに包まれて歌う表情は“してやったり”と満足気。その姿は可愛くて滑稽、それでいて不思議な強さを持つ彼女の世界観ともどこかリンクしている。そして観客は、リアルでシニカルなブタと幻想的な楽曲のなかを漂う彼女の姿に息を飲む。

ステージでの公開ブタマスク・チェンジタイムをはさみ、今度はマリー・アントワネット調のヘアスタイルに変身。自然と「ヘイヨーメイヨー」は舞踏会のような優雅さ。続く「万月」では頭上から降りそそぐスポットライトに照らされ、まるで演劇の舞台のように張り詰めた緊張感のなか切々と歌い上げ、ソリッドなギターソロと赤い照明がその迫真のステージをより盛り上げる。

せっかくのバレンタインデー・ライブなので、チョコレートのカカオ含有量に引っ掛けて、甘すぎず苦すぎず、程よくビターなオンナ…を意識しての“88%”というライブタイトル。ちなみにこの日のお土産にはたむらぱん特製チョコが一個ずつプレゼントされ、“みんな今年は(バレンタインデーの収穫が)ゼロじゃないでしょ?”というフリで歌われたのは「ゼロ」。いろんなことがあるけれど、人生いつだってゼロからのスタートをきれるんだよ…そんな強いメッセージが込められたこの曲。マイクスタンドに掛けた手にも力が込められていました。

セッティングの合間にはこの日一番の重大発表!アルバム『ブタベスト』の発売決定、そしてタイトルと一緒にお披露目されたのは、昨年末自ら買って以来、出番を伺ってきたというピンクライト輝くブタ君!同じように昨年3回のレコーディングでずっと温めてきた選りすぐりの楽曲と、3回分の怨念が詰まったアルバムに “始まりっていう意味の集大成的ベストなアルバムになりました。”と自ら太鼓判を押していました。 キーボード弾き語りで歌われた「まやかしの街」に続き、『ブタベスト』というタイトルに込めた思いを語った彼女。ブタはあまりいいイメージがないけれど、そんなブタにもキレイ好きな面があったりする。バカの代わりに“ブタ”と言われているという彼女。“私だってやる時はやるよ!って思うし、人にはいろんな面があって、みんながそういうのを見つけられたらいいと思う。みなさんと世の中にいるブタに捧げて歌います。”と、シンプルながらも彼女のしなやかで力強いボーカルが一番輝き、その説得力をもって歌われた「回転木馬」。まるで自分自身と向き合うように大切なこの2曲を彼女の音だけで歌われたことに、とても意味があったような感じ。この日のライブ、そしてこれからデビューするたむらぱんにとっても揺るぎない核となるシーンだった。

再びバンドメンバーをステージに呼び、ここからはたむらぱんがお客さんと絡むタイム!手拍子のレクチャーをはさみ披露された「ハリウッド」は、これまでのどのライブよりもそろっていたんじゃない?というくらいの出来栄えで、歌う彼女も本当にうれしそう。そして恒例のPVお披露目タイムではそんな「ハリウッド」がスクリーンに映し出されました。ちなみに、初の共演者である外国人アクターにたむら自らが通訳(日本語とジェスチャーで…笑)したおかげで、初めてのダンスも上出来なチャレンジ・スピリッツあふれる作品となったのでした。

PVが終わると今度は無造作ヘアにグレーのパーカー、Tシャツにデニムとボーイッシュなスタイルに着替えて、後半戦は“体力の続く限り歌います!”とハイテンションなドラム・カウントで始まる「へぶん」。豪快なバンドサウンド、はねるピアノにポップなたむらのボーカルがロックに転がります!間髪いれずに始まった「責めないデイ」を、泣いたり無表情したり笑ったり…コロコロ表情を変え、お客さん一人一人に「それも良し!」とアイコンタクト。“明日からの悲しみもぶっ飛ばして頑張っていきましょう!”とラストに歌われた「ぶっ飛ばすぞ」は大きく円を描くように手を振ったり、明日を指差したりと、小さなたむらぱんが大きく見えるようなステージング。まるでその歌にぶっ飛ばされるような勢いに、ハンドクラップで答えるオーディエンス。会場中が熱く盛り上がりました!

沸き起ったアンコールに、“出たくてうずうずしてた!”とボールが弾むように袖から飛び出してきたたむらぱん。一体その元気はどこから出てくるのっ?!全員高身長のメンバー紹介ではたむらが小学校の文集に書いた将来の夢が“身長180cm以上伸びること!”だったとぼやき爆笑。でもその小さな身体全部を震わせるようにして生み出された、透きとおる歌声が印象的な「アミリオン」にはぎゅっと心がわしづかまれます。普段届かないような奥深くにあっさりと染み入る言葉に、ちょっと涙ぐむ人もチラホラ。
アンコールのラストナンバーは新曲「フロウハロウ」。お客さんや明日に大きく手を振って、自分のところへ引き寄せちゃうくらいポジティブなラストナンバーに、たくさんの笑顔が輝きました。たむらぱんの歌がお客さんを励まし、元気にさせるパワーを持っているのと同じように、お客さんの笑顔には新曲初披露というちょっとドキドキのたむらぱんを支える確かなパワーがあるのだと実感。見えないけれど力強いその絆。そればっかりは相性100%と言いきっても…いいでしょう?

(文:佐藤瑞穂)

information

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